ニューヨークが舞台で2組の夫婦の掛け合いの話といえば
ふと思いつくところでウディアレン監督の「夫たち、妻たち」
ロマンポランスキー監督の「おとなのけんか」などの傑作がありますが、
現在公開中のこちらも若夫婦に中年夫婦が感化されていくさまが
コミカルに現在のブルックリンの環境と共に描かれていて面白いです。
所謂”ヒップスター”という言葉ひとつとっても世代によって捉え方も違ってきますし、
その人それぞれの中でも意味が変貌している気がします。
そのように観る世代によって捉え方も変わってくるし、
どっちつかずの終わり方にもなっているので観終わった後に
会話が弾む映画だと思います。
監督は「イカとクジラ」「フランシス・ハ」とブルックリン舞台の映画を撮り、
自身もブルックリン出身のノア・バームバック監督。(是非このふたつも面白いのでご興味あれば)
今をときめくアダム・ドライバーも出演していますし、
音楽好きであればビースティーボーイズのアダム・ホロヴィッツの出演や
デヴィット・ボウイの挿入歌使いなど楽しめるポイント多いです。
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