日本で映画館というと複数の映画を上映するシネマコンプレックス(大型映画館)が主流ですが、NYでは映画の見方も多様化しており、特にBrooklynのBedfordはオリジナリティー溢れるミニシアター激戦区。
「Nitehawk Cinema Williamsburg」は映画館でありながら、食事やお酒も一緒に楽しめるというスタイル。
ミニテーブル付きの席にメニューが置かれ、メモに注文を書いてテーブルに差しておくと、スタッフがピックしていき、上映中もスムーズに注文が運ばれてくるというシステム。
食事も映画館とは思えないクオリティーの高さ。オリジナルカクテルなどもありました。
ちなみにこの時観た映画はジェームズフランコ監督の「THE DISASTER ARTIST」
コレ最高に面白かったです。
物を食べながらゲラゲラ笑い観るのにもってこい。
その他にもNYには個性的な映画館が多くあるのでいくつかピックしてみました!
Nitehawkと同じようにバーと映画館が一緒になった「Videology」はスパイクリーの「Do the Right Things」を観ながらピザを食べられるという企画や、「Taxi Driver」を観ながらチーズを添えたアップルパイが食べられるなどといったNYらしい粋な企画が目白押し。こちらもBrooklynのBadfordにあるミニシアターです。
Williamsburg cinemasは最新作が安く観れる映画館。
ニューヨークでは映画のチケット代金が映画館や作品によって異なるのですが、ここは時間帯や曜日によって通常より安く観ることができます。建物も綺麗で日本のシネコンのような感じです。
Metrographはローワーイーストサイドにあるスタイリッシュな映画館。
ミニシアターにあたる規模の映画館ですが、上映映画は新旧問わずメジャーなものからマニアックな映画まで多岐に渡ります。
創業者はメンズネクタイやシャツなどのデザイナーAlexander Olch。外観、内装とスタイリッシュな空間に仕上がっています。
併設しているレストランはハリウッド黄金期の撮影所をイメージしており、映画関連書籍などを多く取り扱う本屋など、映画好きにはたまらないスポットではないでしょうか。
SyndicatedはBrooklynのBushwickに位置するミニシアター。
テーブル付きのソファー席で食事を楽しみながら観られます。フードはグリルドチーズサンドウィッチはハンバーガーなどのカジュアルフードが中心。
Spectacletheaterはボランティアを中心としたスタッフで運営しているミニシアター。
場所はこちらもBedfordにあります。
かなりマイナーな作品を上映しており、常にチケット代は$5という破格。
QUAD CINEMA
グリニッチヴィレッジにあるミニシアター。
オーナーが変わり2017年4月に リオープンした新しい映画館です。
元々はマンハッタンで初めて複数のスクリーンを持つ映画館として1972年誕生した歴史ある映画館でした。
自主制作映画を中心に上映する映画館だったそうですが、リオープン後もそろ歴史は受け継がれインディペンデントの映画を中心に個性溢れる作品が上映中。
空間演出が素晴らしい映画館ばかりです。日本にもこんな映画館があったら通っちゃいますね。
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