様々な人種が集うニューヨーク
その中でプエルトリカンの存在も輝きを放っています。
1970年代は差別や迫害を受けることも多くあったようですが
今やニューヨークだけで100万人を超え、立派に輝くスターも多く輩出しています。
有名どころのニューヨーカーで例をあげれば
J.Lo(ジェニファーロペス)やFat Joe(ファットジョー)
元ヤンキースのBernie Williams(バーニー・ウィリアムス)や
ニックスのCarmelo Anthony(カーメロ・アンソニー)もプエルトリカンの血を引いています。
6月にはPuerto Rican Day Parade(プエルトリカン・デー・パレード)なるものも
マンハッタンの5番街で毎年行われており、私も昨年見物いたしましたが
非常に活気があり楽しかったです。(下がその時の写真)
Puerto Rican Day Parade(プエルトリカン・デー・パレード)
セクシー美女らが多くサンバ的なノリに近いです。
そんな前置きはさておき、
それほどまでプエルトリカンがニューヨークで存在感を示しているなか、
料理ももっと前に出てきていいのではないでしょうか?
ニューヨーク出身のプエルトリカンのお客様に教えていただき
行ってきたのですがここ、すごく美味しいんです。
店の名は「Casa Adela(カーサアデラ)」
(訪れたのは昨年の12月だったためクリスマス装飾)
店内のほとんどはプエルトリカンもしくはローカルです。
おそらくどこの国のガイドブックにも載っていないのではないでしょうか。
Pernil Asadoというメニューが定番のようです。
ご飯と肉というチキンオーバーライスにも通ずるような品。
付け合わせとお肉は牛、豚、鳥各種選べるようですね。
この日はローストポークをチョイス。
正直これ出された時は少し拍子抜けしました。
見た目はすごいシンプルで写真映えもせず、食欲をそそるものとは言い難いもの、、、
ですが一口食べて一気にその感情を覆してくれます。
トマトベースのスープや香辛料とともに炊いたであろうご飯は
食欲をそそる爽やかな酸味と香ばしい香りでこれだけでも十分美味しい。
スパイスと一緒にローストされた
お肉はホロホロでやわらか、豚肉なのにスプーンで簡単にほぐれるほど
ブラックビーンズのスープ
ネパールのダルスープのようなマイルドな味わいです。
それぞれ単体でも美味しいのですが、
それらをごちゃ混ぜにして食すとシナジー効果以上の美味しさ。
スプーンが止まりません。
これは完全に中毒になってしまいました。
ニューヨークに訪れるたびに食べるリストに入ります。
この他、Bushwick(ブッシュウィック)にも気になるプエルトリコ料理屋があって
今度行ってみようと考えてます。
プエルトリコ料理。今後要注目です。
**SHOP DATA**
Casa Adela
66 Ave C, New York, NY 10009
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